Tシャツ&オリジナルTシャツ〜James〜
 
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Tシャツ&オリジナルTシャツ-James-

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■オリジナルのTシャツ

私たちの身近なもので言うと、学生の頃のクラスの全員の名前の入った
オリジナルのTシャツを作ったりしたという方も多いと思います。

ほかにもいろいろな場面でオリジナルのTシャツは作られていますが、そのほとんどは業者にお願いすることが多くて、大量に作らなけらば、一枚あたりの値段はとても安いとは言い切れない値段になっているものばかりです。

なので、ここでは業者や市販されているTシャツの作り方と同じ方法で、完成度の高いオリジナルのTシャツを自分の手で作ろうと思います。自分だけのオリジナルの物だし、自分の手で作るのも悪くないんじゃないかと思いますので、
興味がある方は是非一度自分の手で作ってみてください。

■シルクスクリーンプリント

費用は印刷するための材料やTシャツだけになりますので、業者などの人件費が浮いて、
業者などにお願いするよりも安い費用で作ることができます。
オリジナルTシャツは一人だけの自分だけの世界でたった一つのTシャツであり、
みんなで着用して一体感も高めることができます。そんなTシャツを早速作ってみましょう。

このシルクスクリーンプリントという方法で作っていきましょう。業者などもこの方法でTシャツを作っています。

シルクスクリーン・プリントは、Tシャツの生地にインクを染み込ませていく方法で、
アイロン・プリントとは違った方法です。
直接インクを染み込ませるので、洗濯などでもプリントがぼろぼろにならずに綺麗なままです。

大まかな流れとしては、デザインを考えて、そのデザインをシルクスクリーンという網のようなスクリーンに写して、
その網の上からインクを摩り下ろしていきます。
そうすると網からインクが漏れ出して、Tシャツに染み込んで印刷される、といった流れになっています。
工程としてはそんなに大変なものでもないです。

この方法は版画とほとんど似ていて、シルクスクリーンが版になっています。
版を一つ作ってしまえば何枚も印刷物を印刷できるというように、シルクスクリーンも一つ作ってしまえば
それと同じデザインのものが何枚も印刷できるという事です。

■メリット

シルクスクリーン・プリントのメリットを説明すると、まずは仕上がりがとても綺麗、ということです。
洗ってもアイロン・プリントみたいにボロボロにならないことです。
インクを直接生地に刷り込んでいきますので、Tシャツとデザインが綺麗に一体となります。
このシルクスクリーン・プリントの方法で市販のTシャツも作られていますので、上手く作ることができれば
市販のTシャツと間違えてしまうような完成度の高いTシャツだって作ることができます。
完成度の高いシルクスクリーンを作れば、Tシャツが汚れたり痛んだりして着られなくなったとしても、
簡単に同じものが作れるのです。

また、デザインを変えたいと思ったらまた新しくシルクスクリーンを作ってしまえば簡単に作ることができます。

あとは自分の好きな生地やブランドなどが選べるのもメリットだと思います。デザインを入れる場合は基本的には無地のTシャツを用意すると思いますが、無地のTシャツだって様々なブランドがあって、生地の厚みが違っていたり、縫い方だって違っています。

自分で判断できるのは良いことでと思います。最初のうちは失敗もすると思いますので、最初か品質の良いTシャツを選ばずに手頃な値段で失敗しても構わないようなものも準備しておくと良いと思います。

また、印刷はもちろん他のものにもできます。コットン100%のロングTシャツやタンクトップにも印刷することができます。デザインが同じのいろいろなグッズが作ることができますね。

■デメリット

どんなことにだって良いところもあれば悪いところもありますね。ここではデメリットの紹介です。
 
この方法のデメリットは、多色刷りが難しいという事が挙げられます。
版画を例にしても基本的に1色で刷っているように、このシルクスクリーン・プリントの方法は
一度に全体にインクを刷り込む方法なので、基本的には1色で行います。
複数の色を使って多色刷りをする場合には、使う色の分だけシルクスクリーンを用意して、
それぞれの色の部分で使い分けて刷っていきます。
複数のシルクスクリーンを使うため、印刷がずれてしまうこともありますので、これには慣れが必要になってきます。

次に印刷の道具が1万円くらいかかってしまうことでしょうか。
こちらは高いと思う方低いと思う方に分かれそうなところかとも思います。

また、シルクスクリーンにデザインを入れて版を作るとき、Tシャツに印刷するとき、
両方の時に失敗が多いという事です。
版を型抜きするときには太陽を使って版にしますが、ここが一番失敗が多いところだと言われています。
次いでTシャツに刷り込みを行うときにも、版画少しずれただけでTシャツにインクが付いてしまったり、
均一に刷り込みが出来ないと、インクがまだらになってしまうことがあります。

印刷の工程においては、印刷で使用したシルクスクリーンは一回でも使い終わったら洗うようにして、
十分に乾かしてから次の印刷に使用しましょう。そうしないとTシャツが汚れてしまいます。印刷は慎重に行いましょう。

■準備しよう

・シルクスクリーン(Tシャツくん)

シルクスクリーン・プリントの肝心なものがこれです。
本来はシルクスクリーンに感光剤という特殊な液体を塗って、網目を埋める液体も別に用意して塗布してから
シルクスクリーンとなりますが、今回はその作業で失敗してしまうこともありますので、手間も省けることと
初心者でも簡単にできるということで、「Tシャツくん」というシルクスクリーンを使っていきましょう。
このシルクスクリーンには感光剤があらかじめ塗布されているため、デザインを作って太陽に当てれば
版が出来上がります。

シルクスクリーンのサイズはいくつかありますが、A4サイズなら35cm×35cmのものでいいでしょう。
サイズの他に、網目もいくつかの大きさに分かれています。
網目が小さければ小さいほど、印刷も細かく表現することができます。

今回は120Mでいいかと思います。あまり細かすぎるとインクが網を通らずにうまく印刷が出来ない場合も
ありますので、このくらいでちょうど良いと思います。この数字は小さいと網の目が大きくなって、
数字が大きくなると網目が小さくなります。

・インク

インクはシルクスクリーン用のものが販売されています。
これもシルクスクリーンと同様にオリジナルTシャツ用のキットが用意されていて、その消耗品として
水性のインクが販売されていますのでそれを使いましょう。インクの量は100gほどで問題ないと思います。
節約として、Tシャツに刷り込んだ後に残ったインクを割り箸などを使ってシルクスクリーンからインクの容器に戻しておくといいでしょう。インクの減りを抑えられます。
デザインも大きくて塗る面積も広いようなら300gくらい用意しておくといいでしょう。

色の種類も豊富で、生地の色とバランスを考えて選ぶことができます。
また、インクを混ぜて使えば細かい色も作ることが出来ますので、種類は更に幅広くなり、
バリエーションに富んだオリジナルTシャツを作ることが出来ます。

・スキージー

これはシルクスクリーンからTシャツにインクを刷り込むときに使うものです。
これは素材の種類が割りと豊富に用意されているようですが、基本的に安いもので問題ありません。
良く分からないうちは一番安いものでいいでしょう。作業効率をアップさせたいなら、大きさの違うタイプを
2つ準備しておくといいでしょう。

デザインの大きなものを刷る場合にはサイズの大きいスキージーを使って、
小さいものをする場合にはサイズの小さいスキージーを使うと良いでしょう。
小さいなプリントをしないという場合には、23cmのサイズのものであれば
A4サイズのデザインのプリントはできると思います。
これはオリジナルのTシャツを作るうえで欠かせない道具の一つですね。

・スプレーのり

シルクスクリーンにデザイン画を貼り付けるときに使います。
こののりを使わないとシルクスクリーンとデザイン画がうまく張り合わずに隙間が出来てしまい、
そこに太陽の光が入り込んでうまく型が抜けなくなってしまいます。

スプレーのりは使った後は簡単に剥がすことができるので、
ぴったりくっつかせるためにできれば準備しておいてください。また、何枚も版を作る場合にはスプレーものりもその分使いますので、大きいものを買っておくか、または数本買っておくと良いでしょう。シルクスクリーンに太陽の光を当てる作業で失敗も多いですのでできることはきっちりとやっておきましょう。

・修正ペン

シルクスクリーンにデザイン画を型抜きできたら、インクを刷りますが、
ここでデザイン画以外の場所からインクが出てしまうことがあります。
これは傷などが原因で穴が空いてしまう場合と、先ほどの太陽光を当てるときに
うまくできていなかったのが原因でインクが漏れてしまう場合があります。

その対処法としてこの修正ペンを使います。穴の空いた部分をこの修正ペンで塗って穴を塞ぎましょう。
複数枚プリントする場合には、シルクスクリーンに穴が空いてしまうことがあるので、
Tシャツにインクが付いてからでは遅いので、一回毎に確認するようにして、修正ペンを使って塞ぐようにしましょう。

・OHPフィルム

パソコンなどからデザインを印刷して、型抜きをするときにこのOHPフィルムが必要になります。
これはシルクスクリーンを太陽光を当てるときに、デザインの部分以外の、空白になっている部分に
よりたくさんの太陽光が当たるようにするためのものです。

シルクスクリーンを太陽や電気などの明かりに当てると、水に濡らしても大丈夫なものに変わります。
このことを露光と言って、これをやらないとシルクスクリーンの表面に塗られている感光剤が溶け出してしまって、
全て穴が空いた状態、網戸のような状態になってしまいます。

シルクスクリーンは穴の空いている網の部分からインクを刷り込んでいきますが、
それ以外のデザインのない部分は穴の閉じた状態でインクを通さないようになっています。
なので、インクを生地に刷り込む部分には光を当てずに、あとで水につけたときに網状になるようにします。

・ミニ黒板・コルクボードなどの木枠

ミニ黒板やコルクボードなどの木枠はシルクスクリーンを張り付ける枠になります。
この枠にシルクスクリーンをたるまないように張って、版画の版が出来上がります。
これは100円ショップなどでも販売されていますので探してみましょう。

この二つ以外にも、写真立てなどの枠を使うことが出来ますが、こんかいはA4サイズなので、
この大きさのものを選ぶようにしないと、プリントができませんので、露光したあとにサイズを確認して枠を準備するか、OHPフィルムで大きさを確認してから用意しても良いでしょう。
大きな枠は売っていない場合もありますので、枠から先に準備しておくのも良いかと思います。
また、枠はシルクスクリーンを張る重要のものなので、出来るだけしっかりしたものを選ぶようにしましょう。